T2 トレインスポッティング2
行ってきましたので書いときます。
よく邦楽しか聴かない人に聞かれる質問があって、
「洋楽ってどーやって好きになるの?」って質問にこう答えてます。
「You!サントラを聴きなさい」
です。
20年前の前作トレイスポッティングが公開になって、当時青春ドラッグムービー的な。
田舎だったからやってなくて(もしかして上映してたのかな?)映画雑誌を読んでてこんなん出るのか!観てぇな!ってひたすらレンタルを待ってひとり家で観ました。
まぁ衝撃。
監督のダニーボイルも、もちろん主演のユアンマクレガーの存在も知らずに観ました。
この頃ってドラッグ絡みの映画がすごく好きで(今もそれは継続中)大体はマフィア、警察、一般人=クズ!っていう三角関係構造の中に欲丸出しの騙し合いが組み込まれててハラハラワクワクします。
90年代当初にレザボアドッグス、中期にパルプフィクションとタランティーノ作品からハマったのね。
金、ドラッグ、女、セックスとか非日常的アンタッチャブルな世界に惹かれるようになっちゃいました。
トレイスポッティングは日本だけじゃなく世界中でムーブメントが起きるのには沢山の歯車が噛み合って爆発した映画です。
これがキッカケでユアンマクレガーの出世作(認知度が一気に跳ねた)になるわけですけど。
この映画のストーリーもカメラワークも画的にオシャレでかっこよくてそれに加えて音楽があるわけです。
なんだこれ!って。
どっかのおしゃれなバーとか、各所でポスターがあったりするので「名前は知ってるー」って人結構多いと思います。
この映画、更には90年代のUKシーンがこれでもかってくらい使われてて。
UNDERWORLDのBorn SlippyやIggy popのLust For Lifeを未だにDJの時に流してるのも間違いなくこの映画の影響大です。
Underworld - Born Slippy (Nuxx) (Creative Commission version)
生まれて初めてサウンドトラックCDを買ったのはこれでした。
未だにいろんなところで耳にするナンバーがふんだんに入っててしかも一枚じゃ足りず後に二枚目も出てるくらい。
映画から音楽にハマる人って周りに結構いたんだよ。
最近のサントラでお気に入りは「SING」です。
聴いてると超ワクワクします。
まぁそんなベースというかルーツ的な映画なら観に行くに決まってんじゃん!
てなわけで初日に行って来ました。
前評判っていつも見ちゃうんです。
すげぇ高評価でハードル上げられちゃったもんだからどーなのかと。。
大体続編って
駄作
が多いじゃん!
何部作とかはまぁ別として「〜2」って面白くないっていうかわざわざ続編にすんなよ!バカヤロウ!って経験ありません?
そういうのあるからモヤモヤしてたわけですが
ヤバい!
です、これ。
これぞ続編だってくらい素晴らしかったです。
とりあえず観て欲しいのでネタばれ的なのはなしにしてサブポイントを。
・前作の出演者が年取ったままほぼみんな出てます。
・「あれから」成長したとこしてないとこリアルに出てます。
・ドラッグは然程でもないのでケミカルなシーンは多少薄いのがあれだけど、今回のテーマそこではないので全く気になりません。
・あと、20年前の映像がフラッシュバック的に何度も出てきます。
関係ないけどパンフレットが安くて内容濃くて、使用曲全部のライナーノーツ付きという俺得でした。
あのシーンで!ここで!とか語りたい部分あり過ぎるので誰か早く語りましょうよ。
周りのみなさんお願い致します...泣
今回の使用曲で個人的にテンションMAXなのはLust For Life〜PRODIGY remixでした。
劇中、アナログレコードをかけようとするシーンがあってアタマの「ズッ!ダン!」だけでレントンが針を上げて聴くのを止めるとこがあるんです。
あーもうやだ。語りたい。。
映画だったりCMだったり使用曲からキッカケ作りって全然アリだと思います。
人生の映画、サントラって良くない?
ちなみに予備知識一切なしで強引に連れてった方がいるんですがオープニングで使われてるこの曲でハマったらしいです。
High Contrast - “Shotgun Mouthwash” (Official Music Video)(T2 TRAINSPOTTING soundtrack)
だぁー!めっちゃかっこいいー!!(震)
全編通して長いミュージックビデオみたいなトレイスポッティングは人生の一本です。
でも
ドラッグはあかんよ
ちなみにですがわたくし、よく言う「洋楽厨」ではないですよ。
ここ連日のヘビーローテーションは
さいっこう。
もう一回観てきます。